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『サブ・ポップ 200』(Sub Pop 200)とはシアトルのグランジシーンでは比較的初期に、LP盤3枚によるボックスとして発売されたサブ・ポップ所属アーティストらによるコンピレーションアルバムである。このアルバムに収録されている曲の多くは曲を提供したアーティストらのデビュー曲か、もしくは現在入手困難な曲である。 彼らの多くはこの当時の状況からは考えられない程、1990年代、もしくは1980年代後半にセールス、認知度共に伸ばしていくことになる。その好例としてはグランジの流行の決定打となる『ネヴァーマインド』で知られるニルヴァーナやサウンドガーデン、マッドハニーやパール・ジャムの前身となるグリーン・リヴァー等の名が挙げられる。これらの面から、グランジの歴史にとっては特別な価値を持つ作品である。ちなみにこのアルバムのジャケットは他のサブ・ポップのコンピレーションアルバムやイギー・ポップのアルバム、ブリック・バイ・ブリックのジャケットを制作したアメリカの漫画家、チャールズ・バーンズが制作した。 == 収録曲 == #セックス・ゴッド・ミシー "Sex God Missy" - タッド #イズ・イット・デイ・アイム・シーイング?"Is It Day I'm Seeing?" - "The Fluid" #スパンク・スルー "Spank Thru" - ニルヴァーナ #カム・アウト・トゥナイト "Come Out Tonight" - Steven J. Bernstein #ザ・ローズ "The Rose" (Cobain) - マッドハニー #:ローズのカヴァー #ゴット・ノット・チェインズ "Got Not Chains" - The Walkabouts #デッド・イズ・デッド "Dead Is Dead" - Terry Lee Hale #サブ・ポップ・ロック・シティ "Sub Pop Rock City" - サウンドガーデン #ハンギング・ツリー "Hangin' Tree" (Cobain) – グリーン・リヴァー #スワロウ・マイ・プライド "Swallow My Pride" -Fastbacks #ザ・アウトバック "The Outback" - Blood Circus #ズー "Zoo" - Swallow #アンダーグラウンド "Underground" - Chemistry Set #ガナ・ファインド・ア・ケイブ "Gonna Find A Cave" - Girl Trouble #スプリト "Split" - The Nights And Days #ビッグ・シガー "Big Cigar" - Cat Butt #パジャマ・パーティー・イン・ア・ハウンテッド・ハイヴ "Pajama Party In A Hounted Hive" - Beat Happening #ラヴ・オア・コンフュージョン "Love Or Confusion" - Screeming Trees (ジミ・ヘンドリックスのカヴァー) #アンタイトルド "Untitled" - Steve Fisk #ユー・ロスト・イット "You Lost It" - The Thrown Up 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「サブ・ポップ 200」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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